【ONE Championship】シンガポール7日目 試合当日

皆さんこんにちは。WEBデザイナー兼プロ格闘家のショウイチです。

シンガポール7日目、今回のシンガポール出張の大一番。竹中選手の試合当日です。この日は朝の10時からONEスタッフがホテルにいピックアップしに来てくれました。

ホテルを出ると選手1人につき1台の車が用意されていました。ここでもコロナ対策がされています。竹中選手曰く普段はみんなで1台のバスに乗るらしいです。

15分ほどで試合会場のシンガポールスタジアムに到着。

会場に着くと広いホールの中にパーテーションで4つに仕切られたマットスペースがあり、各選手の試合グローブやセコンド用具、プラカードが置いてありました。

少しすっくりしてから11時半からアップスタート。竹中選手はホテルでモビリティもシャドーもして身体を暖めていたので、ミット5分2ラウンド、組技を1ラウンド、パンチもキレているし組んだ際も力もしっかり出ていました。身体の方もキレッキレ‼︎

アップが終わり試合のユニフォームに着替えグローブも封印。

もう試合の準備も万端。

12時頃1試合目が始まり、1~3試合目まで全てKOと1本勝ち。3試合目が終わるとすぐにONEのスタッフが竹中選手を呼びに来ていざ出陣!!

僕はONEの会場に入るのも竹中選手のセコンドに着くのも初めてでだったので選手でもないのに、少し緊張していました(笑)

まずブルーコーナーの対戦相手デルフィノ選手の入場。そしてついにレッドコーナーの竹中選手の入場!!

入場が終わり両者リングイン。いよいよ試合が始まりました。

1ラウンド目ジャブからプレッシャーをかけていく竹中選手、相手選手が竹中選手の蹴りをキャッチし、壁まで押し込む、それを竹中選手が入れ替え壁の攻防へ。

四つから相手選手のバランスを崩しテイクダウンをする竹中選手、ハーフポジションからパウンドでダメージを与えていく。そのまま1ラウンドが終了。

2ラウンド目、相手選手がハイキックからフックを出す。少しよろめくいたがしっかりリターンを入れる竹中選手。打撃の攻防を少し交わし相手選手のミドルをキャッチしテイクダウンへ。

相手選手が首を抱えてフロントチョークを狙うが対角の方向に逃げてしっかりリカバリー。壁に押し付けながら相手選手が立ち上がろうとした瞬間に得意のバックポジションをとる竹中選手。

残り3分間、果敢にリアネイキッドチョークを狙う竹中選手、だが相手も一筋縄では極めさせてくれない。絶妙に位置をずらしながらディフェンスをする。攻防をしている最中に2ラウンド終了の鐘がなる。

1.2ラウンドは確実に竹中選手の独壇場、3ラウンド目、相手選手も必死にアタックしてくると予想された。1分間のインターバルが終わり、3ラウンド目が開始。

開始とともに前に出てくる相手選手、ミドルキックを繰り出すが2ラウンドと同様、竹中選手がキャッチしテイクダウン。すぐに相手選手が立ち上がり壁まで逃げスタンドバックに。

スタンドバックから相手選手に飛び乗る竹中選手。しっかりボディ―ロックをして後ろからパウンドを入れながら相手選手にダメージを与えつつリアネイキッドチョークを狙う。

最初は立ったまま耐えていた相手選手だが、耐え切れずにグランドへ。残り3分間。もがく相手選手に対し渾身の力で極めにいく竹中選手。相手選手からいびきが聞こえてくる。

その後すぐに相手選手がタップ。見事竹中選手の一本勝ち!!

階級を下げてから初試合でしっかりフィニッシュできるのはほんとにすごいですね。これで戦績は13勝2敗、やはり強い竹中選手。

試合後インタビューを受けその後すぐメディカルチェック。勝利の余韻に浸る時間もなくすぐにホテルに帰らないといけないらしい。多少擦り傷はあるものの大きなけがもなく無事に試合を終えて一安心。

ホテルに帰りお互い自分の部屋に戻り一休み。

その後フードパンダでピザを頼みプチ祝勝会。勝利の喜びを分かち合いながら、この日は終了。

ほんと勝ててよかった。チームメイトが勝つとまるで自分の事のように嬉しいですね。

それにしてもONEの入場演出はめちゃくちゃかっこよくて、いつか自分もこの舞台で戦えるぐらいの強い選手になりたいと感じるいい刺激をもらいました。

本日はここまで、それではまた次回!!

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